スピリチュアルでは、死後の世界についての質問もよく受けます。
たとえば、
大事な方を亡くされたため、「亡き御魂が今どうなっているのか?」
「彼(彼女)からメッセージがないかどうか?」といったことから、
死後の世界の実態や、死後どうやって成仏するのか?というプロセスなどいろいろあります。
もちろん、それらの質問にお応えするわけですが、
私が死後について想うとき、
個人的に深い感動を覚えるのは、生前と死後の「意識のズレ」です。
簡単に言えば、
生前に「これが夢だ」と思っていたことと、
死後になって気づく「本当の夢」の違いです。
誰でも理想を持ちます。
そして、それを追いかけます。
でも、死後に意識だけの存在となったとき、
生まれるときに「この人生で叶えたい」という理想を知るわけです。
が、その本当の夢や理想がとっても崇高なのです。
誰でもそうです。
「こんなに崇高なビジョンを描いていたんだ」と分かると、その愛に感動します。
なぜなら、
私たちは「愛」というエネルギーで成り立っており、
それを「愛情」として体現するようになっているからです。
なので、本当の理想や夢は非常にポジティブなものです。
傷つけたい
困らせたい
勝ちたい
分からせてやりたいなどという要素は一切ありません。
それよりも、
助けてあげたい
優しくしてあげたい
学びたい
勝たせてあげたいという利他的な貢献要素だけを持っています。
おじいはこう言います。
要は「どうしたらもっと良くしてあげられるのかな?」というスタンスであり、
それを自分の人生経験や持っているスキルやノウハウで提供していく。
それが、自分らしい夢であり理想であり、そういうことは必ず形になる。
なぜなら、人間の本質は「愛」だから。
たしかに、歴史をみれば、人間の進化はネガティブなこととまみれているように思える。
人生もそう見えるかもしれない。
でも、「良くできる」という意識があるだけで、生き方は変わるし現実も変わる。
そうなっているんだよ。
とくに、これからはね。
だから、もっと「自分らしさ」を考えてごらん。
誰でも本質は「愛」だから、もっとイイことをしたいはずなんだよ。
そして、それを実践すること。
範囲は狭くてもいいし、小さなことでもいい。
「頑張ってね」「応援しているよ」といったひと言を伝えることだって愛のある行為だ。
そうすると人生の崇高さが分かるから。