親を赦すファーストステップ

「天国おじい」に登場した占い師:大城さんのコトバで、
私がイチバン印象に残っているのが、

「スピリチュアルを意識した成功要素は、
【親を赦すこと】だ」というコトバです。

とは言っても、親を赦すことは難しいです。
とくに親からパワハラ等を受けた場合は赦すことなどできませんし、
パワハラ自体は決して許容されることでもありません。

でも、大城さんもおじいも【親を赦すこと】を説きます。
じゃあ、どうしたら良いのでしょうか?


そりゃ、いきなり「親を赦すこと」とは言っても
なかなかできないよね。

親だって完璧ではないし、未熟さもあるよ。

でもね、魂論的に言えば、誰にでも「イイところ」があるし、
父と母があって(そのDNAを受け継いでいるから)あなたがいるわけだ。

つまり、あなたも親のイイところ・悪いところを受け継いでいる。
だからといって、正誤論で考えると分からなくなるのも事実だ。

そこで(親を赦すことで)大切なのは、
1つでもいいから両親の良いところを見つけること。

ベストなのは「それを親に伝えること」。
だが、それは心情的に難しいことも多いかもしれない。

ただし、分かって欲しいのは、
「相手の良いところを見つける」という「行為」に価値があること。

極論すれば、良いところが分からなくてもいい。
でも「そうしようとする意識」が、
あなたの「社会との関わり方や見方」に反映される。

なぜなら、子の人間関係のスタンスと視点は、
「両親の見方」で決まるから。

この観点から派生して「娘は父親と似た人を、
息子は母親と似た人を好む」ということなんだよね。

となると、
あなたが配偶者を選んだ本質的理由も、
「(配偶者と)同性の親の良いところに惹かれたから」になるわけで、

相手がどんな人であれ、
あなたには「相手の良いところを見抜く眼力があった」ことになる。

仮に「親の良いところ」との因果関係が分からないにしても、
その人と一緒になろう(付き合おう)と思ったということは、
それなりに相手に「良い」と思えるところがあったからだよね。

そこを「認める」のが最大のポイントなんだ。
その後に離婚しようが、別の人と一緒になろうが問題ない。
それは現実的な問題への解決手段だから。

話しを戻すと、親の良いところを(1つでもいいから)知ろう。
そうすれば、人間関係は改善されるから。