『波動の奥義』もしくは最大のパワー

今回は、「波動の奥義」とおじいが言うことを扱います。
それは何でしょうか?

そもそも気が付いて欲しいことがあって、それは、
自分が存在していること(生きていること)自体が波動の成せる業であることだ。

人にはそれぞれ波動を持っているということだけでなく、
波動(エネルギー)の作用・働きの結果として
存在していることに着目してほしいということ。

たとえば、物質的なものが欲しいと思ったとしよう。
仮に「車が欲しい」としようか。

既存の現実化の理屈では、
「その車を所有している自分をリアルにイメージしろ」となり、
「欲しい状態と同じ波動を作り出せ」ということになる。

これは一理あるかもしれない。

ただし問題は、「誰が」その波動を作りだすのか?
そして、欲しい車の波動と当人の波動はブレンドするのか?ってこと。

わかるかな?エネルギーは、大きいほうが勝つ。
つまり、大は小を兼ねる。

では、欲しい車の波動と当人の波動とでは、どちらが大きいのか?
当人(人間)だ。覚えていて欲しいのは、
物質的なものの波動と人間が持っている(存在させている)波動とでは大きな違いがある。

その違いを簡単に言えば、
物質的なものはエネルギーであり、人間はパワーであること。

前にも言ったが、エネルギーはパワーになることで実態を持つからね。
ということは、「欲しいものを所有している自分」というのは、
「パワーがエネルギーを所有している状態」になるわけで、波動に違いがあるわけだ。

何が言いたいのか?というと、
その状態は「実現化するレベルの波動ではない」ということ。
なぜなら、イメージにこだわることでエネルギーのほうが勝ってしまうから。

実現したいのは「所有している自分」だよね。
車を現実化しただけでは意味がないからな。

ならば、所有したいものにではなく、所有している「自分」にフォーカスすること。

「所有している自分」というセットではなく、「誰が?」にフォーカスすることだ。

そうすると、パワーが勝つ。
所有したいものばかりに注目したらダメだよ。

波動とはエネルギーだが、それをパワーにするか否かがキーになる。
そして、波動はパワーと化したときに磁性を帯びるようになる。
マグネットだ。

だから引き寄るんだよ。

わしがこれまで言ってきたこと(波動の解説)はエネルギーをパワー化させることであり、
自分をマグネット化させるためにすべきことだ。

最後に。
今話してきたことは観念であり抽象論だが、
要は「フォーカスする対象」の大切さを分かって欲しい。
フォーカスする対象を間違えると結果はでないから。

欲しいものにフォーカスしないということは、欲しいものを忘れるということでもある。
これが「欲しいものに執着しない」ということだ。
「欲しいなら手放すのではなくフォーカスすべきだ」ということの奥義でもある。

手放すとか手放さないとか気にせずに、本当に欲しいなら行動を起こすこと。
その行動は欲しいものだけにフォーカスしていたら起こせないから、
「誰が?」にフォーカスするんだ。
そうしたら行動を起こせるようになるから。

ちなみに、最大のパワーは「愛」。
愛に勝るパワーはないことを忘れないように。