よく「守護霊って誰ですか?」という質問を受けますが、
その質問の趣旨には2つの意味合いがあります。
1:いま自分を守護してくれている存在が人間だったときのポジションや役割など
2:守護霊そのものについて、つまり、守護霊になるエネルギーの所在について
非現実世界には神様・ご先祖様・霊者・エンジェル・守護霊など、
様々なネーミングをもった媒体がありますが、
守護霊の領域はどこに属しているのか?という点です。
今回は後者「2』についてのおじいの解説です。
守護霊になるエネルギーには2つのジャンルがある。
1つは霊界で感情バランスがプラスマイナス状態の感情エネルギー。
もう一つは魂界でお休み or 学びをやり切った意識エネルギー。
1つ目の
【霊界で感情バランスがプラスマイナス状態の感情エネルギー】について、
そもそも霊界とは感情エネルギーのプラス・マイナスが集まった領域になるよね。
プラスの感情エネルギー(ポジティブ感情だけの領域)=天国
マイナスの感情エネルギー(ネガティブ感情だけの領域)=地獄
そして、ポジティブとネガティブの感情のバランスがとれている領域もある。
これを「中庸(欧米ではリンボ・辺獄)」と言っているが、
この中庸のエリアに属しているエネルギーが守護霊になることが多い。
もう一つの
【魂界でお休み or 学びをやり切った意識エネルギー】とは、
死後に成仏して魂界に戻った意識エネルギーが、次に生まれ変わるまでに、
「誰かをサポートしたいな」と意識しているエネルギー。
もしくは、人間としての学びをやり切った意識エネルギーが守護霊になることも多い。
中庸の感情エネルギーと魂界の意識エネルギーが守護霊になる割合は「8:2」になる。
そうなると、どっちがいいの?と思うかもしれないが、
それはこっち(守護霊)が決めるのではなく、そっち(地球)で生きている当事者で決まる。
いずれにせよ共通している守護霊側の判断基準は「感情で判断しない」ということ。
そして、当人の魂の情報を尊重すること。
感情のバランスをとって自分らしく生きていれば中庸の感情エネルギーが反応する(これが多い)。
「自分が生まれた使命を果たしたい」という意識が芽生えると、
そして、それを達成しようと思えば思うほどに魂界の意識エネルギーが反応する。
意識エネルギーは自分の命の使い方、
(もっと分かりやすく言えば)「貢献意識」に反応するわけだ。
魂の意識とは貢献意識だからね。
わしは、感情エネルギーと意識エネルギーのどちらが良く・どちらが悪いとは言わない。
それは当事者の生き方で変わるし、
当人が「これでいい」と思い満足しているならば、それがベストだと思うから。
いつか寿命を迎えて死ぬ時に「自分の命に悔い無し」と思えばそれが良いわけで。
わかってほしいことは、感情的になると、その感情のプラスとマイナスに応じて
霊界の感情エネルギーが物理的に反応してしまうこと。
魂論で言うと、何であれ自己満足のためだけに他者を攻撃(口撃)したり、
傷つけたりして自分が優位に立とうとすると霊界の感情エネルギーが反応すること。
だからスピリチュアルに興味があるなら、
まずは【愛】というキーワードを模索・探求するほうがイイと思う。
愛は感情のバランスが取れていて、かつ意識エネルギーでもあるから。
私的には、イニシアティブは守護霊にではなく自分にあるというのが興味深かったです。