魂とは?(04)『魂は苦労も用意している』

今回は少し現実的なことを考えてみます。

それは、何かと苦労や悩みが多いという現実があることです。
魂で生きれば豊かに・幸せに生きていけるのは分かっても、
「なぜ苦労してしまうのだろう?」という素朴な疑問がありますよね。


スピリチュアルや自己啓発から良い気づきを得ても、神様を信じても、
一生懸命に祈願しても、なぜか好転しない…そういうことは多々あります。

一方、スピリチュアルを知らなくても、
自己啓発で自分を啓発していなくても豊かに・幸せに生きているひともいます。

というか、そういう人のほうが多いのが事実です。
でも、そういう人たちにも苦労や悩みはありますし、
一切苦労がない成功人生はありませんから、苦労を体験するのは皆同じになります。

では、何が違うのでしょうか?
魂的な視点で苦労を俯瞰してみましょう。


<苦労には3つの種類がある>


苦労を生み出す原因には3つのパターンがあります。

① 先天的苦労 … 魂が原因となる苦労(気づき&学び)
② 後天的苦労 … 性格や価値観が原因となる苦労(固定観念)
③ 感情的苦労 … 感情が原因となる苦労(カルマ)



①先天的苦労は、自分らしく生きて豊かさと幸せを増やしていくための苦労で、
これと向き合うと必ず好転するようになっています。

②後天的苦労は、各自が持っている固定観念が作り出す苦労で、
チャンスが来たときに逃してしまう原因でもあります。
また、人間関係において意見の違いが発生したときに発現します。

③感情的苦労は、
理性や性格を超えて感情だけで言動を決めることで発生する苦労です。


目次

<苦労を整理してムダを省く>


ここで分かるのは、②③はムダな苦労であり、いかようにも避けることができます。
そうすると、残るは①だけになり、①は「価値ある苦労」とも言えます。

大切なことは、苦労を漠然と認識せず苦労が3つあることをおさえ、
余計な苦労を作り出さないように意識することです。

意識しないと3つすべての苦労を抱えることになりますが、
苦労はあっても豊か・幸せになっている人は①だけに特化しているわけです。


成功者の秘訣は、
余計な苦労を生み出さず、必ず良い結果につながる苦労とだけ向き合うということです。



また、

成功者は自分の魂である自己スペックをフルに発揮しています。
できることを突き詰め、できないことはしない。



それをスピリチュアルから理解するのか?
それとも自力で理解するのかは人によって違いますが、
重要なことは「自分を理解しているかどうか」です。


そこには、自分の性格や価値観の弱み、感情的な弱さへの理解も含まれます。

自分が抱えている苦労が3つのどれに原因しているかを整理してみると良いです。
整理するだけでも大きな気づきがありますので。