好きなことを仕事にする意味と落とし穴

自分が好きなことをして
「楽しい」と思うのは自然な反応だが、

好きなことを仕事にしていく場合は、
「どこに」楽しみや充実感を感じるかが大切。

その「どこに?」とは・・・

自分が提供することで、
「喜んでくれる方々の笑顔」である。

これが仕事の本質であり責任だよね。


自分が好きなことをして仕事をするとは、
「好きなことを仕事にすれば成果が出る」
という話ではなく、

「仕事の本質」を達成するときに、
「自分の好きなことで達成しよう」
という選択であり、

極論すると、
その仕事が好きか嫌いかという観念と成果は関係ない。

仕事の本質が達成できれば良いわけだから。
お給料がもらえるのは、直接的であれ間接的であれ、

会社を介して繋がっている方々のお役に立っているからで、
この本質は自営であれ会社員であれ違いはない。

自分が好きなことを仕事にする場合の落とし穴は、
「自分だけが満足している域から出ないこと」で、
自己満足型の働きは何も成果を生まない。

自分の好きなことを仕事にして
失敗する本質的な理由はこれだけで、

そこに「好きなことで」という主観が入ると、
仕事の本質を度外視してしまう危険性がある。


好きなことを仕事にして、
自活できている人とそうでない人の違いは、
「好きなことをすること」へのこだわりではなく、

喜ばれることをしているか、
喜ばれることに注力しているかなんだ。

シンプルだよね。


よって、
「完璧さ」や「スマートさ」を追求するよりも、

まずは、
笑顔を引き出せることで私ができることを考えると、
自分の魅力や本質がわかりやすいよ。

それは何でもいいんだ。
それがわかれば、どんな仕事にも喜びが見出せるから。