おじいは常々「愛が大切だ」と言います。
以前にも「好きは利己的、愛は利他的」とか、
「愛はエネルギーで、愛情はパワー」とも言っていますが、なぜでしょうか?
好きとか愛とか愛情は気持ちの問題なので、どちらでも良いようも思えますが、
おじいは各々のベネフィットの違いを意識しているようです。
問題は「まずは誰が満足することを優先するのか?」ということで、
それは己なのか、相手なのか、もちろんどっちでもいいのだけど。
エネルギー作用で考えると「投げなければ還ってこない」から、
「原因と結果の法則」で考えると、相手の満足を優先したほうがイイとなる。
ここに「お金」というツールが絡めればビジネスになるわけだが、
いずれにせよ「好き・愛・愛情」の各々でベネフィット(成果)にも違いが出る。
簡単に言えばこんな感じだね。
【好き】「私は」あなたが好き。だから「私を」好きになってください。
【愛】 私は「あなたを」愛している。だから「あなたを」愛します。
【愛情】私は「あなたを」愛している。だから「一緒に生きていきましょう」
「一緒に豊かに・幸せになりましょう」。
これは、自己完結するか・他己完結するか・相互完結するかの違いとも言える。
【自己完結】自分だけが満足するので、ご縁が希薄になっていく。
【他己完結】相手を優先するのは良いが、自分が疲れるだけになる。
【相互完結】「お互いに」が前提で「そのために自分は何ができるだろうか?」
というスタンスだから「ご縁」が増える。
何が言いたいのか?と言うと、何事も最初に3つのどれを動機や目的とするか?で、
ベネフィット(結果・恩恵)が変わるということ。
そして「自分だけが満足すればいい」というのは(現在では)エネルギー値が低くなり、
20世紀まではこの考え方でも成果は出せたが、21世紀からは通じなくなっている。
特に2013年からはね。
だから、もし何かやりたいことや理想を描くなら、
「お互いに」とか「シェアしたい」という意識を持ったほうがいいんだ。
それが宇宙時空間エネルギーのテーマにもなっているから、
「我良し」という動機や意識だけで動いていると問題化する可能性が高くなるし、
昨今そっちでの様々なスキャンダルや問題が露呈しているのは、
そういうエネルギー背景があるからで、まさに「as above,so blow」ってことだね。
なんであれ何か悩みを抱えていたら、
自分のやりたいことによって自分「以外の人」にもどんな恩恵があるだろうか?と、
考えて行動するとチャンスが起こるし、問題も氷解していくよ。
これって不思議な観念だし、理論や理屈では説明できるものでもないけど、
(そういう時代になっているから)そういうものなんだ。
そして「今」の自分が3つの完結型のどれであっても、
今から相互完結を意識すればいいわけで、難しいことじゃない。
わしがくどく「好き」「愛」「愛情」と言うのは、幸せになって欲しいからで、
たとえ3つの定義や意味を知らなくても、相互完結を大切にしている人や、
(大切にしようとシフトした)組織が豊かになる時代になったことは、
今後のためにも知っていると運はもっと良くなるよ。
意識のベクトルを変えるだけで好転するものだからね。