根元意識と集合意識の違い

神様は最初から全知全能だったわけではない。

神様とは魂階層の上位エネルギーであり、
この上位エネルギーをすべての人(の魂)も共有している。

各々の魂が人間として産まれ、
生き死にすること(つまり幾つもの人生)を通じた教訓により
神様は色々なことを習得し、それを各魂にシェアする。

よって、人類は総じて同じ時期に同じ変化を経験することが多い。

ただしこの「共有意識」は、
いわゆる「集合(集団)意識」ではなく根元魂(根元意識)になる。

集合意識というのは、
現在生きているすべての人間と、
すべての人の過去の想念と記憶が集まったエリアになる。

つまり「意識」が集まった場所が根元魂、
「想念・記憶」があつまった場所が集合(集団)意識と言われる。

そして、意識は「過去・今・未来」を網羅している一方、
想念と記憶は「過去」もしくは「今」に限定されるため、
得られる情報やビジョン、やるべきことに関する情報に違いが出る。

また、意識が網羅する「過去」と、
想念と記憶が関わる「過去」の内容がちょっと違い、

想念と記憶の「過去」は「行為と結果だけ」で、
その行為と結果を生み出した原因(そうさせた目的・目標)は
「意識」の過去が持っている。


この違いを知る価値は何か?というと、
人間が精神世界やスピリチュアルにおいて
「意識することの大切さ」を知ると、

勝手に「集団意識」を意識することだと思ったり、
集団意識にアクセスしようとする。

でもそこには、
原因(目的)と未来に関する情報がないため答えが得られない。
下手をすると霊界にある感情エネルギーとつながることがあるので危険だ。

よって、「未来に関わること」なら、
「根元意識を意識」する必要があるということ。

とは言っても「根元意識を意識するって一体どうやって??」と困るよね。
だからまずは「自分の魂を知ること」が大切なんだ。

魂を知るということは自分の本質を知るだけでなく、
自分の可能性を知ることができるし、(おのずと)神様を知ることにも繋がる。

でもこの「神様」というのは外的存在としての神様ではなく、
根元意識エネルギーのことであり、
そこにすべての叡智が格納されている。

その格納された叡智を「全知全能」と言っているワケでね。

ちょっと抽象的なことを言ってきたが、
いわゆる「集団意識」と「根元意識」の違いを知ることは、
「やるべきこと」や「対策」において大きな違いを生むから
知っておいてほしいと思う。