私たちが生きているこの現実世界は
「人間社会」であるため、
おじいは、幸せと豊かさの実現には
「人間関係がキーである」と言いますが、
たとえ感情のコントロールや付き合い方が分かっても、
「この人はナゼこういう言動をするんだろう!?」
という違和感を覚えることや、
感情的な問題にはならないレベルの「気苦労」を感じます。
その原因のほとんどは「価値観の違い」にありますが、
魂的なエネルギー論としては、どう認識したらいいのでしょう?
私がホテルマンだったとき毎日多くの方々と接しましたが、
そこで肝に命じたことがあります。
それはどんな人であれ自分がスタンダードだと思っている。
だから、自らを疑っている人はいないということです。
この視点を持つようになってから気が楽になりました。
なぜなら、価値観の相違や違和感や軋轢以前に、
相手に「興味」が持てるからです。
どうしてこの人はこういう価値観を持っているのかな?
その背景には何があったのかな?
そして、どうしたらこの人に笑顔になってもらえるかな?
つまり、相手に「純粋な関心」をもつわけですが、
「関心をもつ」ことは相手にエネルギーを与えることになります。
良いエネルギーであれば相手は心地よくなり、
それは巡り巡ってこちらも楽になるわけです。
おじいが常に言う「すべてはエネルギー作用だから」というコトバは、
体験としても真実ですし、これに気づけたのは、
私がホテルマンを経験して良かったと思うことの一つです。
社会には「色んな人がいるなぁ」と思うことは、
相手もこちらに対して同じことを思っているということです。
なので、「何かと関係性が難しいな」と思う人がいたら、
逆にその人に純粋な関心をもってみることが効果的です。
質問することも効果的です。
そうすると相手もこちらのことが分かってきますし、
良い意味で「あ、私が思っていた人ではなかったんだ」
という理解を持ち合うことができます。
そこで、おじいは、
「相手の懐に飛び込んでみよう」と呼びかけます。
分かり合えることはステキなことですよね。