子供の頃に夢中になったことが、あなたの本質

「子どものころに夢中になったことが当人の本質であることがほとんどだ」
とおじいは言いますが、どういうことでしょうか?


つまりは「自分の一番得意なことが分かる」ということ。

夢中になれたということは、
そこに何かしらの魅力や自分らしさがあったわけで、
時間を割いた以上「得意なこと」なんだよね。

その得意なことを仕事自体に、
仕事のやり方に加味していくといいんだ。

でも、ここで注意しないといけないのは、
たとえば野球が得意だったから、
「やっぱり野球だ」と表面的に考えてしまうこと。

そうではなく、野球のどこに・どんな部分に、
興味があったか?得意だったか?だ。

ピッチャーとキャッチャーでは
考えていることや思考回路も違う。

プレイすることよりも監督の仕事に興味があったり、
教えることが得意な場合もある。

要は、
【夢中になったことの「本質的な興味対象」を特定し、
その思考回路や取り組み方を活用するといい】んだ。

それは自分の本質でもあるから、何よりも継続できる。
ま、タイチは子どものころから音楽に夢中だったから、
「音楽で成功したい」と考えたわけだが、
そういう考え方では躓くことが多い。

それよりも、
【自分が過去に費やした時間の使い方と内容】を吟味する必要があるわけだ。
一番時間を費やしたことは何かな?

「費やした」ということは「投資してきた」ということでもあるし、
その内容を一見すると無意味なことに思えてもそこから意味や価値、
そして「応用」は導き出すことができる。

自分自身と自分の経験値にこそ「答え」が隠されているものなんだ。
だって、生まれてきたからには自分を活かすことができるのだから。

魂から自分の能力も分かるが、
体験とは自分の能力に気づいたりレベルアップするために経験することなんだよね。