理想を叶えるために「決める」2つのこと

ダイヤモンド・オンラインで紹介された
【第5回目:天国おじい】コラム。

アーレントさんのエピソードから、
理想を「決める」ことの大切さについて扱います。
そこでまず「理想を決める」ことを整理します。

コラムや弊書をお読みなってお分かりの通り、
「決める」という秘訣には2つの側面があります。


①理想を「叶える」と決める。
②理想を叶える「段取り」を決める。

①は決意であり意識的なことで、
②は行動が伴う現実的なことになります。

そこで、本書では扱われていない
おじいの解説を紹介します。

昨今話題になっている『量子論』的な
引き寄せのノウハウとも関連していて興味深いです。


「イメージする」のと「決める」のとでは意味がまったく違う。
というか、結果に雲泥の差をもたらす。

要は①と②を決めないといけない。

たとえば量子論的な成功ノウハウで言えば、
すべては波動的に「仮想」と「実態」の、
両側面で存在しているってことになっていて、

それは「観察」という行為によって実態化すると言われているが、
この観察するという行為を現実的に言えば「決定する」ってことなんだ。

イメージするというのはあくまでも仮想の領域であって、
どんなにイメージしても仮想の域からは出ない。

だが、ここがパラドックスで、
自分が叶えたい理想の完成型を「これだ!」と決めてもダメで、
それよりも「叶える」という決意をしなければいけない。

そこには能動的で、動詞的なアクションが伴う。
わかるかな?


なぜ「叶える」を決めるとイイかと言うと、
それが②につながるから。

段取りが決まらないと仮想領域にあるイメージを
現実に引っ張り出す(引き寄せる)ことができない。

イメージを仮想領域から現実世界へ引っ張り出す行為が「努力」なんだよね。
でも、努力とは汗水流して歯を食いしばって我慢しろってことじゃない。
段取りを1つずつこなしていけばいいだけだから。



アーレントさんは「今晩ホテルに泊まる」と決めると同時に
「泊まるためにやるべきこと」も決めていました。

ここに「イメージするだけで叶う」的な魔法や精神安定的なものはありませんが、
でも「確実性」が上がります。

おじいが語ることは、
この確実性を現実的に上げる視点で話すことが多いですが、

たしかに「○○の法則」と言われる様々なノウハウも、
視点を変えて本質を捉えるだけで、
恩恵には雲泥の差が出てきますよね。