人生ビジョンを考えることと、
『結婚』はどう関係するのでしょうか?
「ライフスタイル」という観点が大切になると、おじいは言います。
人生ビジョンとはライフスタイルのことで、
「どんな日常をおくりたいか?」ということ。
理想とは「日常で実際に体感したいこと」だから。
要点は、「どういう人と一緒になりたいか?」ではなく、
「どういう人と一緒にいたいのか?」という
want to ではなくて being (在り方)の話だってこと。
だから、どういう人がいいか?という「理想の人」とは、
所有しているものではなく、
どういうライフスタイルの人か?で判断すると分かりやすい。
自分のライフスタイルを描くことは大切なんだよ。
ライフスタイルとは時間の使い方の優先順位のことで、
人は必ずその優先順位で生きるし、
それで生き方も価値観も金銭感覚も決まるもの。
そもそも「ご縁」の本質を考えてみてほしいんだ。
出逢いは、お互いが「自分の人生」で出逢うわけで、
各人の人生があるわけ。
それは、お互いにとって意味のある、
お互いにとって恩恵のある出逢いであり、
守護霊はどちらか一方だけを優先したり、
どちらかの生き方だけが有利になる出逢いは起こさない。
一人ひとりに生きる意味と役割があるから。
協力とは、相手に合わせることではなくて「助け合い」だ。
つまり、自分ができることを分け合うこと。
相手を自分に合わせることはできないし、
相手に自分に合わせろと強要することもできない。
それをしたら関係は破綻する。
人生ビジョンについて考えるべきポイントが2つある。
① 自分の理想の人生は、どんな日常をおくっているか?
② その理想の人生は、どんな人が一緒だったら生きやすいか?
たとえば、自分はずっと仕事していくことが理想だったとしよう。
それならば、たとえ相手が年収1000万円でも、
「結婚したら主婦になってくれ」という人とはムリだよね。
それよりも、放っておいても(自分で勝手に料理して食べたりなど)
自立している人がベストとなる。
でも「年収1000万円の人」を理想としていた場合、
自分の人生ビジョンと求めている理想とがズレるわけだ。
そうすると出逢わない。
だから、出逢いは「我欲」と「必要」の違いを理解すれば必然と起こる。
これは意外と見落としがちなことだが、「我欲」と「必要」とは違う。
我欲は余計なことを欲することで、必要とは欠かせないもののこと。
不思議なもので、さっき言った2つのポイントを押さえておくと、
お互いのライフスタイルを補い合える人と出逢えるものなんだよ。
たとえば、自分がずっと仕事したい場合
相手は自立していてイチイチ食事を作ってくれとか言わない人だったり、
自分の時間を大切にしたい人と出逢うとか、
お互いの日常の過ごし方と必要が合うわけ。
仮に、自分も仕事したいから相手も仕事をしていて
同じ時間軸で過ごしたいというのが理想のライフスタイルなら、
そういう人と出逢ったり。
もちろん「必要」も条件だ。
でも、「我欲からくる条件」と「必要からくる条件」とでは、
出逢いに大きな差をつける。
自分がどういう日常をおくりたいか?という、
ごくごくベーシックなことを描いてみるといいよ。