「理想の自分になろう」とか、
「自分を変える」という表現がありますが、
いざそれを実現しようと思っても難しいかもしれません。
「なぜなら、思考で変えようとするからだ」とおじいは言います。
理想の自分になる秘訣はあるのでしょうか?
それは、「変化を起こしたいときに適応できる教え」でもあります。
理想の自分に変わることはとっても簡単だし、
誰でも一瞬で理想の自分に変われることを普段から経験しているんだ。
仮に自分が理想とする最高の条件を
今自分がすべて手にしているとイメージしてごらん。
その時の感情(気持ち)は今のそれとは違うことがわかると思う。
感情は一瞬で変われるんだよね。
これを「変化を起こしたいとき」に活用すればいいんだ。
ここでちょっとだけ理屈を理解するとわかりやすい。
人は身体・感情・思考で成立し、
価値観が自分を、そして自分と社会との関わりを制御している。
そして、日常では考えることが多いために
「何か変化を起こそう」と思った場合は「思考でなんとかしよう」と発想する。
もし物理的なモノを変える・動かすなら外的要因を与えればいいが、
モノではない場合は外的要因よりも内的要因に影響を与える必要がある。
エネルギーの影響力は、
①身体から、②感情へ、③思考へと流れるから、
③ではなく①からアプローチすればいい。運動するとかね。
でも常日頃どんな時でもアプローチできるのは②感情だろう。
というこは「感情を理想の感情にすればいい」んだ。
「理想の自分」とは「理想の感情を持っている自分」ということだから。
たとえば、
「こんなステキな環境で理想の家に住んで、
好きなことをして生活している自分になること」が理想ならば、
その条件を作り出す感情とはどんな感情なのか?
その条件を満喫している自分はどんな感情なのか?とイメージし、
その感情的傾向を今から持つようにする。
そうするとエネルギーの流れ(運)を
そのまま反映することになるから影響力が強くなり、事態が動く。
変化を起こす理屈はとってもシンプルだよ。
とは言っても、現実的には誰でも一瞬で理想に変われるものの、
一瞬で現状に戻るものだから、
「理想の感情をどれだけキープできるか?」が最大のポイントになる。
が、ずっと同じ感情をキープすることはできない。
よって「一瞬で理想の自分に変わる体験・時間を持てばいい」
これは、そっちで言うところの
「引き寄せの法則」のように思えるかもしれないが、
何に変化を起こせば引き寄せが起こるのか?
物事が好転するのか?の本質が、
「感情の具合い・感情的傾向」であることを覚えておくといい。
その感情傾向はポジティブなのかネガティブなのかは関係ない。
とにかく「自分が理想とする感情」をデザインするんだよ。
それがそのまま「あなた」に成り、
その「あなた」を社会は「あなただ」と認識しているだけだから。
厳つい人だなと思ったら、その人の感情は厳ついし、
優しい人だなと思ったら(性格がではなく)感情が優しい。
落ち着くなと感じる人は感情も安定しているものなんだ。
じゃあ、理想とする自分は「どんな人」だろうか?
その自分はどんな感情的傾向を持っているだろうか?
それをデザインしていくといい。
これは結構楽しいと思うよ。