おじいは、「自分の感情的傾向との上手な付き合い方が大切で、それが人間力と関係してくる」とは常に言います。では、なぜ感情の扱いが人生の幸せと関係してくるのでしょうか?基本原理を喩えで話すと、エネルギーの流れをホースの中の水流だとイメージしてみよう。人生が滞りなく流れるかはエネルギーの流れの具合いと連動していることがイメージできると思うが、ホースに詰まりがあったり、ホースが曲がったりすると水流は悪くなるよね。その詰まりや曲げの原因がネガティブ感情になる。エネルギーの流れとは自分の魅力の伝達力(勢い)のことだが、ここで大切なのは、幸せはエネルギーの流れの具合いに関係していること。でも、幸せであればエネルギーの流れが良くなるのではなく、エネルギーの流れが良くなることで幸せを感じられるんだ。なぜなら、魅力が伝わることで理想が実現し、そこから自分の存在意義を実感できるから。もちろん人間だから感情的になってしまうことはあるし、ムカっとすることもあるから、ムリにネガティブ感情を無くそうとする必要はない。ただポイントは、「感情論にするかどうか?」「感情論をキープするかどうか?」だ。感情論にこだわるかどうか?は自分の心の広さと関わってくる。心の広さはホースの太さで、もし詰まりや曲げがあったとしても太ければ影響を受けないのと同じだ。ネガティブ感情を感情論にするのは「エネルギーの動脈硬化」を起こす。そうすると、物事を動かすことが大変になる(水流が目減りするから)。よって幸せかどうか?ばかりに終始せずに、まずは自分のエネルギーの流れを意識するとイイんだ。だからと言って難しいことをする必要はなくて、「笑顔を意識する」だけでエネルギーの流れは格段に変わる。笑顔はあなたの魅力だし、ホース(人間力)を瞬時に太くできるコツだから。